褥瘡予防委員会の施設内研修
2016-01-27
<研修内容>
「重力に着目しての不良姿勢の考え方」について施設内研修を行ないました。
当施設の作業療法士による講義と実践 『姿勢が崩れている状態とは~重力に着目して~』
①重力、床反力とは?
②姿勢が崩れている状態とは、どういう状況か?
③重心が身体全体に作用しているとは?
④床反力と身体重心の移動・静止立位の状態・片足立ちを保持する場合(実践を交えて)
⑤上半身質量中心と下半身質量中心とは(実践を交えて)
⑥上下半身質量中心と身体重心(実践を交えて)
⑦姿勢が保持できなくなる要因・高齢者の座位はどうなっているか?
⑧実技:上半身質量中心と下半身質量中心の確認・立ち上がり動作・代償動作
<感想・今後の課題>
今回の研修は、作業療法士による専門的な知識と実技を交えた研修を行なったことで、理解しやすく有意義な研修となった。利用者様の姿勢の状態を的確に分析することで、姿勢修正、介助方法が的確なものとなり、効果的な介入が出来ると実感した。
的確な姿勢修正を行う事で、褥瘡予防にも繋げていきたい。
日頃のケアに行かせる研修内容だったが、参加者が少なかった。委員として積極的な声掛けが必要だった様に感じた。
