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サービス向上のために

サービス向上のために

オレンジガーデン・ケアセンターでは、各種委員会を設け、皆様により良いサービスを提供すべく努力をしております。
 
 各種委員会では、定期的に会議を行い、問題解決等に取り組む他、施設の外へ研修に訪れ、施設内で発表を行っております。一部の職員が技術を会得して終わりにするのではなく、持ち帰って勉強会を行う事で、職員全体のサービス提供の向上へつなげます。
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給食委員会による施設内研修

2016-02-15
<研修内容>
 「冬の脱水」について、大塚製薬工場様をお迎えし施設内研修を行ないました。
 
 ①脱水の定義を学ぶ。
  体液の塩分量やブドウ糖の比率や体液が人体に及ぼす働きなどの説明。
  水分摂取量からいかにして脱水になっていくか、排泄の細かい割合(排尿・排便・不感蒸泄)での説明を受け、より深く理解できた。
 
 ②脱水の症状を学ぶ。
  自覚のある脱水症状「高張性」自覚のない脱水症状を「低張性」と呼び、それぞれ症状が違うという説明があり、簡易的な脱水を調べる方法などの指導を受けた。
 
 ③何故OS-1が脱水に効くのかを学ぶ。
  OS-1の成分比率を他の飲料水を例に比較する事で、いかに脱水に有効かという説明を受けた。同時に、脱水時の対応の指導を受ける。
 
<感想・今後の課題>
 外部からの講師を招き、勉強会を開催し、OS-1の有効性を改めて学び直す機会が作れた。
 今回の勉強会だけでなく、夏の脱水に関しても依頼をさせて頂き、次回以降、多くの部署の参加を募り、施設内でも脱水を予防出来る様に努めていきたいと思う。

褥瘡予防委員会の施設内研修

2016-01-27
<研修内容>
 「重力に着目しての不良姿勢の考え方」について施設内研修を行ないました。
 
 当施設の作業療法士による講義と実践 『姿勢が崩れている状態とは~重力に着目して~』
  
 ①重力、床反力とは?
 ②姿勢が崩れている状態とは、どういう状況か?
 ③重心が身体全体に作用しているとは?
 ④床反力と身体重心の移動・静止立位の状態・片足立ちを保持する場合(実践を交えて)
 ⑤上半身質量中心と下半身質量中心とは(実践を交えて)
 ⑥上下半身質量中心と身体重心(実践を交えて)
 ⑦姿勢が保持できなくなる要因・高齢者の座位はどうなっているか?
 ⑧実技:上半身質量中心と下半身質量中心の確認・立ち上がり動作・代償動作
 
<感想・今後の課題>
 今回の研修は、作業療法士による専門的な知識と実技を交えた研修を行なったことで、理解しやすく有意義な研修となった。利用者様の姿勢の状態を的確に分析することで、姿勢修正、介助方法が的確なものとなり、効果的な介入が出来ると実感した。
 的確な姿勢修正を行う事で、褥瘡予防にも繋げていきたい。
 日頃のケアに行かせる研修内容だったが、参加者が少なかった。委員として積極的な声掛けが必要だった様に感じた。

ファシリテーションスキル講座

2015-10-29
<研修内容>
1、ファシリテーターの役割
2、ロジカルシンキング(論理的な考え方と、その技法)の基本 
3、コミュニケーションスキル
4、場のデザイン
5、合意形成と実行
 
<ファシリテーションとは>
 ファシリテーションとは、会議などの集団活動がスムーズに進むように、また成果が上がるように支援する事。
 会議の場面の例としては、質問によって参加者の意見を引き出したり、合意に向けて論点を整理することが挙げられる。
 こうした働きかけにより、メンバーのモチベーションを高めたり、発想を促進することが期待されている。
 
<感想>
 今回ファシリテーションスキル講座という題名で施設内研修を行なったが、案内の時点でもっと分り易い表現や興味をそそるような内容に出来れば良かったと感じた。
 研修内容については、時間が少し足りなかったという印象を受けた。
 もう少し題材を絞り込み、その題材ごとに研修を展開しても良かったと考えた。

緊急時対応の施設内研修

2015-09-25
<研修内容>
1、緊急時の必要物品の説明
2、119番の掛け方(マニュアルと必要事項の説明)
3、バイタルサインについて
4、正しい血圧測定の仕方
5、自動扉の掛け方(SECOMの解除方法)
 
<感想>
 緊急時の施設内研修については、安全対策委員会で定期的に行っている為、準備段階からスムーズに行えた。
 内容については、基本的な事が多かったので、次回開催をする際は実際の緊急時に近い、実践的な内容で行ないたい。
 常勤・非常勤職員は関係なく、参加をして貰いたい為、開催する際は委員での積極的な呼びかけが必要であると感じた。
 緊急時は、いつ誰が遭遇するかわからない為、普段からの利用者の状態変化に注意し現場の職員で小さな気付きが出来る様に日々の業務に取り組みたいと考えた。

感染対策の施設内研修

2015-09-09
<研修内容>
今回、施設における感染対策について報告会を行い、感染と感染症の基礎知識、介護現場で発症する感染症、スタンダードプリコーションについて発表を行う。
 
1、感染と感染症の基礎知識 
 ・感染と感染症 ・感染源 ・感染経路について
 
2、介護現場で知っておきたい感染症
 ・ノロウイルス ・インフルエンザ ・疥癬 ・結核 ・HIV感染症 ・MRSA
 
3、スタンダードプリコーション 
 ・標準予防策 ・標準予防策で重要な事
 
<今後の課題>
 職員が感染源にならない為に標準予防策(スタンダードプリコーション)を行い、感染経路を経つ事で身を守る事が出来る為、今後とも意識して実践をして行く。
 職員の更なる向上を目指し、感染対策委員が中心となって重要性を呼びかけいく。

各種委員会、活動内容のご紹介

安全対策委員会

事故報告・ヒヤリハット報告の集計・分析、その防止策を検討。また、その結果を職員に周知し、安全管理意識を高める活動をしています。
 
 毎月、※ヒヤリハット報告書・事故報告書の集計を行い、委員会内で危険な事故の対策や月に3件以上上がっている利用者様の対応を検討し、各部署に貼り出し、注意喚起を行っております。
 
 1週間のヒヤリハット報告書の集計を行い、毎週火曜日朝礼にて、対策内容の発表を行っています。
 
 ヒヤリハット報告書の提出促進を行い、委員メンバーが率先して、施設内の危険個所や事故を予測し、他職員の手本となるようなヒヤリハット報告書を提出し、事故の減少に努めています。
 

※ヒヤリ・ハットとは、ハッとするなど、「あわや事故になりかねない」事故寸前の危険な事例のこと。私たちは、「ヒヤリ・ハット」の事例を記録し蓄積または共有することによって、事故の防止・安全に努めています。

感染対策委員会

感染症の発生と蔓延、及び、事故の防止について対策を検討し、利用者の安全確保を図ります。
 
 高齢者の集団生活の場である事を念頭に置き、施設における感染の予防・拡大防止を目的としています。またその為にも自分自身の日々の健康管理に努め、『もち込まない』『もち出さない』『増やさない』を基本原則として日々の業務にあたっています。
有事の際には迅速に対応、各職員と連携し対応の統一と周知徹底に努め、ご利用者の皆様が安心してお過ごしできる様、感染の予防・拡大防止に努めています。
 
感染対策委員会の施設内研修をブログでご紹介しています。
 

給食委員会

利用者様へ提供される食生活の向上の企画・実践・評価を行っています。
 
 お食事は、利用者の皆様からのアンケートを行い、朝食・昼食・夕食は、職員が必ず検食をし調理の向上に努めます。
 
 アレルギー・苦手な食物の対応の他、利用者様の嚥下機能・口腔内の状態・ご体調等に合わせた食事形態(常食・一口大・粗刻み・超刻み・ペースト)にも適宜対応を致します。
 
 加えて、看護師・介護士が、毎食の食事摂取量の記録・把握を行い、利用者様の細かい変化に気づけるよう努めます。

褥瘡(床ずれ)予防対策委員会

褥瘡を未然に防止する適切な対応を行うとともに、その体制を整備しています。
 
  褥瘡予防計画書の作成・管理
 褥瘡ハイリスクの利用者様の計画は、看護・介護が2週間毎に見直しを行い、更新。
 計画書は、ファイリングを行い、各専門職が内容把握できるようにしています。
 
  褥瘡処置方法の学習を強め、指導を行う事で、職員の褥瘡に対する知識向上に努めます。
 
  クッション・エアマットの管理(清掃・交換)を行っています。 

レクリエーション委員会

脳トレ習字
レクリエーション活動では、利用者様に活気ある生活を送って頂けるよう、様々な活動を提案しています。
 
 イベントの企画・実施(フラワーアレンジメント・お習字の会・ジュース作り等)
 毎月展示を行っている、利用者様による制作の支援
 イベント時の写真撮影・掲示
 毎夕行っているレクリエーションの考案・実施
 
 ただ楽しむだけではなく、リハビリ目的の活動を多数取り入れています。体力や脳を使う事で夜間の安眠にも繋がります。

身体拘束廃止委員会

抑制・身体拘束等に関する現状報告や改善・良質なケアの提供及び自立支援に向けた取組みを検討しています。
 
 当施設では、利用者様の意思及び人格を尊重し、自傷他害の恐れがある等、緊急やむを得ない場合以外、原則として利用者様に対し、身体拘束を行わない、としています。
 但し、上記のごとく、緊急やむを得ない場合は、施設管理者または施設長が判断し、身体拘束その他利用者様の行動を制限する行為を行う事があります。この場合には、施設長がその様態及び時間、その際の利用者様の心身の状況、緊急やむを得なかった理由を診療記録に記載する事になっています。
 
 身体拘束廃止委員会では、月に一回委員会を開催し、利用者様の身体拘束の現状の把握をしています。
廃止に向けての取り組みを多職種との連携を以って行う他、該当者様に対し、各フロアで週に1回検討及び評価を行い、さらに委員会開催時にも検討及び評価を行い、身体拘束廃止に向けて取り組みを行っております。
 
 身体拘束廃止委員の施設内研修をブログでご紹介しています。

排泄委員会

利用者様の快適な生活の確保のために、利用者様それぞれに合った排泄パターンを排泄表より読み取り、介護計画に反映させます。
 
 利用者様お一人おひとりの排尿間隔を記録・把握する事で、適した排泄の回数を考える他、排尿量に合わせて、充分な吸収力を備えた尿とりパッドを選択します。
失禁を減らすことで、利用者様の「恥ずかしい・・・」と思う心の負担軽減を目指します。
 
 また、利用者様の「排泄はトイレでしたい」の気持ちを大切に、リハビリ・看護・介護がカンファレンスを行い、オムツ対応者様を減らす努力をする他、自立排泄に向けた取組みを行っています。

その他の取り組み

◆ カンファレンス

医師・看護師・ケアマネジャー・介護相談員・介護士・理学療法士・栄養士など、各専門職が集まり、入所利用者様についてのサービス提供方針などの検討を3ヶ月に1回行っています。
 

◆ 判定委員会

医師・看護師・ケアマネジャー・介護相談員・介護士・理学療法士・栄養士など、各専門職の視点から、利用申込者様の心身状況を総合的に評価。入所・退所を検討し、公正かつ厳正な判定を行っています。
 
◆ 居室担当を設けています。
利用者様ごとに、看護・介護・リハビリの担当職員を配置し、利用者様の心身・生活状況の把握や生活環境の整備などの検討を行う居室担当制を導入しています。
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