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サービス向上のために

サービス向上のために

オレンジガーデン・ケアセンターでは、各種委員会を設け、皆様により良いサービスを提供すべく努力をしております。
 
 各種委員会では、定期的に会議を行い、問題解決等に取り組む他、施設の外へ研修に訪れ、施設内で発表を行っております。一部の職員が技術を会得して終わりにするのではなく、持ち帰って勉強会を行う事で、職員全体のサービス提供の向上へつなげます。
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パーキンソン病について

2014-12-09
 施設内にて、パーキンソン病についての勉強会が行われました。
 
 <内容>
 1.病因について
 2.生活障害度とHoehn-Yahr重傷度分類にて
  3.症状について
  ・4大症状:振戦、固縮、無動、姿勢反射障害
  ・その他の症状:自律神経障害(脂漏性顔貌、起立性低血圧、神経因性膀胱、便秘)
            精神症状(抑うつ、不安焦燥、認知症状、幻覚、せん妄)
  4.動作の指導について
  ①椅子からの立ち上がり、②ベッドへのアプローチ、③歩行
  5.日常生活の指導について
  ①食事、②排泄、③入浴
 
 今回の研修では、入所者様やデイケアご利用者様で、パーキンソン病の方の中から比較的パーキンソン症状がわかり易い方をピックアップし、現場で見かける症状を例に挙げて行った。

脳血管障害についての施設内研修

2014-11-15
 施設内において、以下、「脳血管障害」についての研修を2回行いました。
 
 1.日本の死因の順位について
 
 2.リスクファクターについて
 ・高血圧の正常域~高血圧の値を表に記載する。
 
 3.脳血管障害について
 ・くも膜下出血、脳出血、脳血栓、脳梗塞、一過性脳虚血発作の発症の時間帯、頭痛の有無、発症結果を表に記載する。
 
 4.片麻痺について
 ・筋緊張異常:筋緊張低下、筋緊張亢進についての説明。
 ・感覚障害:表在感覚ー触覚・温痛覚、深部感覚ー位置覚、振動覚についての説明。
 
 5.大脳半球障害と高次脳機能障害について
 ・失行、失認、失語症、半側空間無視、注意障害についての説明。
 
 6.Japan Coma Scaleについて
 
 7.介助方法について(実技)
 ・寝返り、起き上がり、立ち上がり、移乗動作の説明をしながら2人~3人一組にて行う。

日本漢字能力検定「漢検」を当施設で行いました。

2014-11-15

 オレンジガーデンの施設内で、日本漢字能力検定「漢検」の初試験が行われました。

 

 「漢検」の準会場設置・申込み資格は、以下の規定が厳守されれば、開催可能であるとの事。

 

  ●2級~10級の準会場での志願者が10名以上

  ●『準会場実施規程』の遵守を誓約すること 

  ●設置条件を満たしている学校や団体が、自ら団体受検用の会場と責任者を設け実施する 等

    

  今回、職員12名の参加者がいた為、開催する事が出来ました。

 

 ちなみに、2級~7級は200点満点、2級は80%程度、準2級~7級は70%程度で合格。8級~10級は150点満点、80%程度で合格・・・との事です。

 

 介護記録や報告書を書く際等に、辞書を見ず、すらすらっと漢字が書ければ、時間の短縮になります。    

 仕事をする上で役立つ資格という事で、申込みをした職員は、休憩時間などを利用して勉強をしておりました。

 

 合否の通知は、検定実施から約40日後を目安に受検者全員分の検定結果資料が一括で担当者に届くとの事。

 受験した職員全員が合格をしていると良いですね。

医療用語の説明会が施設内で行われました。

2014-11-07
<内容・今後の課題等> 普段気になっている医療用語や今更聞けない身体の部位等の説明・解説。
 
【前半】理学療法士による講義
    ・身体の名称: 白紙の人型シートに部位の名前を記入して貰い、その後、解説を行う。
    ・介助方法について: 今までの介助方法を思い返しながら、正しい介助方法の確認を行う。①腋窩介助 ②前腕介助 ③手引き歩行 ④骨盤帯介助
    ・関節可動域について: 関節の動き方を別紙を使用し解説。
    ・介助量について: リハビリ現場で実際採用されている、評価方法「FIM」の説明。
    ・福祉用具について: 当施設で使用されている福祉用具の紹介。また、T字杖の調節方法の説明。
    ・JCSについて: 意識レベルの評価表の説明。
 
【後半】ナースによる現場で使われている医療用語の説明・解説。
     一般的に、医療従事者が一度でも聞いた事がある略語・用語の一覧表を作成し説明を行う。

安全対策委員会 施設内研修報告

2014-10-24

テーマ「事故対策について」

 

内容

【事故事例の対策のグループワーク】

 ①過去の1階で挙がった事故報告書の事例を元に、A・Bの2グループに分かれ進行役・書記・発表者を決め、グループワークを行う。

 ②各グループで発表を行ない、その後、質疑応答を行なう。

 

【事故対策の物品(センサー類)の説明】

 ベッドの種類・センサーの種類・サイドレールカバーや滑り止めシート類の物品の管理場所や使用方法などの説明を行い、身体拘束廃止マニュアルより抜粋した資料を配布する。

 

 安全対策委員会の活動内容については、コチラをご覧ください。

各種委員会、活動内容のご紹介

安全対策委員会

事故報告・ヒヤリハット報告の集計・分析、その防止策を検討。また、その結果を職員に周知し、安全管理意識を高める活動をしています。
 
 毎月、※ヒヤリハット報告書・事故報告書の集計を行い、委員会内で危険な事故の対策や月に3件以上上がっている利用者様の対応を検討し、各部署に貼り出し、注意喚起を行っております。
 
 1週間のヒヤリハット報告書の集計を行い、毎週火曜日朝礼にて、対策内容の発表を行っています。
 
 ヒヤリハット報告書の提出促進を行い、委員メンバーが率先して、施設内の危険個所や事故を予測し、他職員の手本となるようなヒヤリハット報告書を提出し、事故の減少に努めています。
 

※ヒヤリ・ハットとは、ハッとするなど、「あわや事故になりかねない」事故寸前の危険な事例のこと。私たちは、「ヒヤリ・ハット」の事例を記録し蓄積または共有することによって、事故の防止・安全に努めています。

感染対策委員会

感染症の発生と蔓延、及び、事故の防止について対策を検討し、利用者の安全確保を図ります。
 
 高齢者の集団生活の場である事を念頭に置き、施設における感染の予防・拡大防止を目的としています。またその為にも自分自身の日々の健康管理に努め、『もち込まない』『もち出さない』『増やさない』を基本原則として日々の業務にあたっています。
有事の際には迅速に対応、各職員と連携し対応の統一と周知徹底に努め、ご利用者の皆様が安心してお過ごしできる様、感染の予防・拡大防止に努めています。
 
感染対策委員会の施設内研修をブログでご紹介しています。
 

給食委員会

利用者様へ提供される食生活の向上の企画・実践・評価を行っています。
 
 お食事は、利用者の皆様からのアンケートを行い、朝食・昼食・夕食は、職員が必ず検食をし調理の向上に努めます。
 
 アレルギー・苦手な食物の対応の他、利用者様の嚥下機能・口腔内の状態・ご体調等に合わせた食事形態(常食・一口大・粗刻み・超刻み・ペースト)にも適宜対応を致します。
 
 加えて、看護師・介護士が、毎食の食事摂取量の記録・把握を行い、利用者様の細かい変化に気づけるよう努めます。

褥瘡(床ずれ)予防対策委員会

褥瘡を未然に防止する適切な対応を行うとともに、その体制を整備しています。
 
  褥瘡予防計画書の作成・管理
 褥瘡ハイリスクの利用者様の計画は、看護・介護が2週間毎に見直しを行い、更新。
 計画書は、ファイリングを行い、各専門職が内容把握できるようにしています。
 
  褥瘡処置方法の学習を強め、指導を行う事で、職員の褥瘡に対する知識向上に努めます。
 
  クッション・エアマットの管理(清掃・交換)を行っています。 

レクリエーション委員会

脳トレ習字
レクリエーション活動では、利用者様に活気ある生活を送って頂けるよう、様々な活動を提案しています。
 
 イベントの企画・実施(フラワーアレンジメント・お習字の会・ジュース作り等)
 毎月展示を行っている、利用者様による制作の支援
 イベント時の写真撮影・掲示
 毎夕行っているレクリエーションの考案・実施
 
 ただ楽しむだけではなく、リハビリ目的の活動を多数取り入れています。体力や脳を使う事で夜間の安眠にも繋がります。

身体拘束廃止委員会

抑制・身体拘束等に関する現状報告や改善・良質なケアの提供及び自立支援に向けた取組みを検討しています。
 
 当施設では、利用者様の意思及び人格を尊重し、自傷他害の恐れがある等、緊急やむを得ない場合以外、原則として利用者様に対し、身体拘束を行わない、としています。
 但し、上記のごとく、緊急やむを得ない場合は、施設管理者または施設長が判断し、身体拘束その他利用者様の行動を制限する行為を行う事があります。この場合には、施設長がその様態及び時間、その際の利用者様の心身の状況、緊急やむを得なかった理由を診療記録に記載する事になっています。
 
 身体拘束廃止委員会では、月に一回委員会を開催し、利用者様の身体拘束の現状の把握をしています。
廃止に向けての取り組みを多職種との連携を以って行う他、該当者様に対し、各フロアで週に1回検討及び評価を行い、さらに委員会開催時にも検討及び評価を行い、身体拘束廃止に向けて取り組みを行っております。
 
 身体拘束廃止委員の施設内研修をブログでご紹介しています。

排泄委員会

利用者様の快適な生活の確保のために、利用者様それぞれに合った排泄パターンを排泄表より読み取り、介護計画に反映させます。
 
 利用者様お一人おひとりの排尿間隔を記録・把握する事で、適した排泄の回数を考える他、排尿量に合わせて、充分な吸収力を備えた尿とりパッドを選択します。
失禁を減らすことで、利用者様の「恥ずかしい・・・」と思う心の負担軽減を目指します。
 
 また、利用者様の「排泄はトイレでしたい」の気持ちを大切に、リハビリ・看護・介護がカンファレンスを行い、オムツ対応者様を減らす努力をする他、自立排泄に向けた取組みを行っています。

その他の取り組み

◆ カンファレンス

医師・看護師・ケアマネジャー・介護相談員・介護士・理学療法士・栄養士など、各専門職が集まり、入所利用者様についてのサービス提供方針などの検討を3ヶ月に1回行っています。
 

◆ 判定委員会

医師・看護師・ケアマネジャー・介護相談員・介護士・理学療法士・栄養士など、各専門職の視点から、利用申込者様の心身状況を総合的に評価。入所・退所を検討し、公正かつ厳正な判定を行っています。
 
◆ 居室担当を設けています。
利用者様ごとに、看護・介護・リハビリの担当職員を配置し、利用者様の心身・生活状況の把握や生活環境の整備などの検討を行う居室担当制を導入しています。
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